「地域包括支援センター」を名乗る不審な電話が全国的に相次いでいます。個人情報や介護サービスの利用状況を尋ねるケース、入所の権利があると言ってくるケース、複数の団体や人物を登場させて不安をあおり多額の現金を要求してくるケースなど様々です。
<事例>
・包括支援センターを名乗る男が女性宅に電話をかけ、老人ホームに入らないかと勧誘。女性が断ると「入りたい人がいるから名義を貸してほしい」と言い女性は了承。続けて弁護士や警察を名乗る男から電話があり「あなたが他人に名義を貸したため被害届を出した」「被害届を取り下げるために現金525万円を郵送しなければならない」と言い現金を送付させた。
・60から始まる国際電話番号から電話がかかってきて、優しい声で「地域包括支援センターです」と名乗り、「デイサービスは利用していますか?」「ヘルパーさんは家に来られていますか?」等の問いかけがあった。 不審に思い聞き返したら電話を切られた。
<不審な電話への対策を>
・地域包括支援センターから電話をかけ、個人情報を尋ねたり施設入所を斡旋することはありません。
・「あなたの名前を使わせてください」「あなたの行為は名義貸しです」「宅急便でお金を送れ」は典型的な詐欺の手口です。
・「還付金があります」「ATMで手続きしてください」の言葉が出たら詐欺を疑いましょう。
・留守番電話や録音機能を活用しましょう。携帯の場合、知らない番号には出ないことも有効です。
・非通知や知らない番号からの電話にはかけ直さないようにしましょう。
・口座番号や暗証番号は聞かれても教えてはいけません。
・お金の話が出たら支払う前に家族や警察、消費生活センター等に相談しましょう。
おかしいな?と思ったらご相談ください。
雲仙警察署 : 0957-75-0110
雲仙市消費生活センター : 0957-38-7830
雲仙市地域包括支援センター : 0957-36-3571(愛野事務所)
0957-74-3211(小浜事務所)